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数字の読み方を攻略する(1)

フランス語の数字の発音はまるで10進数、16進数、60進数が入り乱れたようなややこしいものになっています。 最近ではお店やレストランなどでもカード払いが増えているので、数字を聞き取れずに困ることも少ないのですが、いざ現金で支払わなければいけない時などに焦ってしまうことの無いよう、ここで覚えてはいかがでしょう?

1桁の数

まずは基本となる1桁の数です。こればかりは暗記するより仕方ありません。(吹き出し💭をクリックまたはタップすると音声を聴けます。)

0, 1, 2, 3, 4

zéro, un (une), deux, trois, quatre

5, 6, 7, 8, 9
cinq, six, sept, huit, neuf

注意点としては、「1」のみ、後ろに続く名詞の性によって"un"と"une"を使い分ける必要があります。

** 例文 **

Un café, s’il vous plaît.
(カフェで)コーヒーを1杯お願いします。

"café"は男性名詞なので"un"を付けます。

C’est une voiture.
それは(1台の)車です。

"voiture"は女性名詞なので"une"を付けます。"un"と"une"は発音も違うので注意ですね。


10から16の読み方

10から16の読み方は、1桁の数の語尾を変化させたものになっています。

10, 11, 12, 13, 14, 15, 16 dix, onze, douze, treize, quatorze, quinze, seize

1とは異なり、11は男性名詞、女性名詞どちらにつく場合も同形ですね。

17から19の読み方

17以降も似たようなルールが続くのかと思いきや、一転して10+○○の形になります。

17, 18, 19 dix-sept, dix-huit, dix-neuf

この形の方がむしろ簡単ですね。

20以上の数字の読み方

20は"vingt"です。(発音注意。) 21以上の二桁の数は 10の位の数+1の位の数 を組み合わせて発音します。

20, 21, 22, 23
vingt, vingt et un (vingt et une), vingt-deux, vingt trois

ここでまたしても"21"は名詞の性で変化します。

30以上の10の位もまとめて覚えておきましょう。

30, 40, 50, 60, 70, 80, 90
trente, quarante, cinquante, soixante, soixante-dix, quatre-vingts, quatre-vingts-dix

70-90は若干変則的、というよりも60進数のような読み方になっています。

100以上の数字の読み方

100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900

これは、1の位の数字+cent なので、単純ですね。

1000以上の数

西暦などを表すときには、4桁の数を表現する必要がありますね。フランス語で1000は"mille"です。

1000 mille

1789 mille sept cent quatre-vingts neuf

ちなみに、年号を言うとき、英語では頭から2桁ずつ区切って言いますが、フランス語では"deux mille ~"とストレートに読み下します。1789年といえば、フランス革命の始まった年ですね。

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